桐箪笥のランク

桐箪笥は明治時代ごろから婚礼家具として普及していました。その仕様によって4つのランクが付けられていました。当時は4つそれぞれの箪笥ごとに専門の職人がいました。

前桐箪笥:箪笥の前板にのみ桐が使われているもの

三方桐箪笥:前板、両側面に桐を使ったもの。当時はこのタイプの桐箪笥が最も普及していました。四方桐箪笥:前板、両側面、裏板を桐で作ったもの。富裕層が所持していた箪笥。

総桐箪笥:すべて桐を使って作られた箪笥。この箪笥を作る職人は少なかったそう。

もちろん桐が使われる面が多ければ多いほどランクは上がり値段も高くなります。それぞれの箪笥の見た目には大きな差が表れにくいので、桐箪笥を購入する際はランクをきちんと確認する必要があります。