古本屋開業のための準備

 脱サラでこれから古本屋を始められる方は、いきなり会社組織として立ち上げるなら話は別ですが、一応、何の保証もない自営業にカテゴライズされるわけです。不安を抱えたまま、それでも新しい世界へと飛び込むのです。ただ、その不安を埋めるために、元の仕事を抱えたまま、片手間で古本屋を始めようとするのなら、最初からやらないほうが無難でしょう。別の職業に就きながら、副業で古本屋をしている人が成功したという話は聞いたことがありません。将来的に、古書組合に加入して、鑑札を手にして、全国の古書のセリに顔を出すには、古本屋だけで生活して行く必要があります。多くの組合は、副業としての古本屋は仲間に入れてくれません。自宅を倉庫代わりにしてのネット通販専門でやることも、スペースが限られているので、ここでは取り上げません。
あくまでも店を立ち上げることを前提にして話を進めてゆきます。独立するからには、税務署に青色申告の手続きと、開業届を出しておきましょう。消費税の申告は、一千万以上を売れるということで出すわけですが、以前は三千万以上でした。
 もし貸店舗を借りる場合は、内装にそれほどお金をかける必要はないでしょう。そもそも、壁は本棚で殆ど塞がれてしまいます。ただ、床だけはしっかりとしたフローリングを貼りましょう。一度、開店してしまうと、どんなに床が剥げても、本が山積みになった店内では、床材の貼り替えは困難を極めるからです。できるだけ、長持ちする強い素材を貼っておくとよいでしょう。ホームセンターで材料だけ買ってきて、自分で済ませてしまってもよいでしょう。
 店の中にどれぐらいの本棚がどんなレイアウトで何本並び、商品の仕分け・陳列方法はどうしたらいいか。それも事前に決めておく必要があるでしょう。

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